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若いころ「言葉の研究会」と言うのに行っていました。目的は、谷川俊太郎さんの詩が大好きで、行っていたのですが、何回かのスケジュールの中に、柳家小三治さんが講師となっての研究会もありました。
私は、一番前に座り、講座を聞いていました。はじまってまもなく「僕はバイクに乗っているんです。バイク好きですか?」と、私に質問したので「原付バイクに乗っていますけど」
この頃は、原付バイクに乗っている女性も、本当に少なかったです。
「バイクいいですよね〜〜〜〜〜最高ですよね〜〜〜」からはじまって、彼は、どんなにバイクが最高なのか、どんなに素晴らしい乗り物なのかを目をキラキラして語りはじめ・・・結局最後までバイクの話しをしていました。
その頃は、まだ若かったので、社会性もそこそこありましたので、彼の話しを夢中で聞く反面、後ろで女性が、1人席を立ち去って行き、また1人席を立ち・・・次々人が去って行くのをドキドキしながらチラチラと見ていましたが、彼はバイクの話しをやめません。
そのころは、いつか絶対バイクの免許をとって、上下真っ赤な皮を着て走りたいと思っていましたので、私だけが楽しかった講座だったような気がします。その後挨拶をして帰ってきましたが「あの後、問題になってはいないだろうか・・・もう二度と講師に呼ばれることは、ないんじゃないだろうか」と、心配していました。
バイクに乗る夢が叶い、そういえば「柳家小三治さん」は、まだバイクに乗っているんだろうかと思いネットで調べたら
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あんな講座をした人だから、今頃おちぶれていると思ったら、有名な方になっておられて、びっくりしました。
たまたま、立川で独演会があるのを知りましたが、チケットは完売。3800円のチケットがヤフオクで4300円で売っていたので、それを買い、今日行って来ました。
手の動き、語るテンポ、お茶の飲み方、本当にみごとでした。本当に素晴らしいと思いましたが、午後2時から4時までのはずが、4時に「中入り」というのになりました。「中入りって、何が入るんだろう・・・」と思っていたら、どうも15分の休憩となり、結局独演が長すぎ、おおはばに時間が過ぎて終了しました。
このアバウトさは、最初の講座を聞いた時と、全く同じでした。なにかそんな中に、昔と変わらない懐かしさを感じたりもしました。
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↑何しろ、この文章の中の、バイクについて語ってあるところは、絶対的に共感します!!私も、ずっと自分探しの旅を続けて行きたいです。
帰りに!!大惨事!!おまわりさんのお世話になって、帰って来るのが遅くなりました。女には人に言えない秘密(失敗)が多すぎる・・・汗
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